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カンファレンス (国内) オンラインショッピングにおける満足度と検索行動の関係分析

柳田 雄輝 (筑波大), 加藤 誠 (筑波大), 河田 友香 (兵庫県立大), 山本 岳洋 (兵庫県立大), 大島 裕明 (兵庫県立大), 藤田 澄男

第15回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(第21回日本データベース学会年次大会) (DEIM 2023)

2023.4.25

本研究ではWeb 情報探索行動と購買満足度の関係を調査する.我々はWeb 情報探索行動の記録として Web 検索ログを,購買満足度の評価としてEC サイトにおける商品レビューの点数を用いて分析を行った.分析の結 果,満足したユーザは不満足なユーザに比べ,(1) 購買前1 週間以内に,より幅広く商品に関連する情報を検索する頻 度が高いことがわかった.(2) 特にWeb 検索に比較的慣れている場合や比較的高価な商品を購買する場合において, 購買前に具体的なクエリで多く検索していた.さらに,購買前後のWeb 検索行動から購買後の満足度を予測する問題 にも取り組み,顧客のWeb 検索の種類が異なれば,購買満足度も異なる可能性があることが示された.

Paper : オンラインショッピングにおける満足度と検索行動の関係分析 (外部サイト)