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カンファレンス (国内) ウェブ検索ログを用いたユーザの商品購買行動予測

中田 祐誠 (兵庫県立大), 村本 直樹 (兵庫県立大), 山本 岳洋 (兵庫県立大), 藤田 澄男, 大島 裕明 (兵庫県立大)

第12回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2020)

2020.3.9

本研究では,ウェブ検索ログを用いてユーザの商品購入の有無を予測する手法を提案する. EC サイトでの オンラインショッピングが一般化するにつれて,ウェブ検索を通して商品について事前に調べ,EC サイトで実際に商 品を購入する行動をとるユーザが増えている. そうしたユーザのウェブ検索のクエリログを分析することで,ユーザ が近い将来その商品を購買するかどうかを予測することができると考えられる. そこで本研究では、ユーザのウェブ 検索クエリログから,そのユーザが商品を購入するかどうかを予測する手法を提案する. 具体的には,商品を購入し たユーザと購入していないユーザの過去のウェブ検索クエリログを収集し,分類器を構築する. 構築された分類器を 分析することで,予測の精度や,予測に必要な期間,購買を示唆する特徴的な語ががあるか,といったことを検証す る. 実験ではカメラの購入予測を題材として,Yahoo!検索が提供するウェブ検索のクエリログと,Yahoo!ショッピン グにおける商品購買履歴を用いて検証を行う.

Paper : ウェブ検索ログを用いたユーザの商品購買行動予測 (外部サイト)