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ワークショップ (国内) カーナビアプリのためのSVMを利用した車の停止判定方法

大平 雄貴, 浅見 宗広

情報処理学会 モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム研究会(第82回研究発表会)

2017.3.2

車載カーナビと同等な機能をもつカーナビアプリが普及しつつあるが,カーナビアプリが有する大きな弱点の一つとして,GPSが届かないトンネル内では現在位置推定が困難になる点が挙げられる.車載カーナビでは,車両側から直接車の速度情報を取得できるため,正確な現在位置推定が可能だが,スマートフォンではその手法が選択できないためである.そこで,我々はスマートフォンに搭載されているセンサーを利用して速度を推定する手法でその課題の解決を試みている.その実現のために,車が走行状態か停止状態かを判定する機構が必要となるが,本論文では,車内に置かれているスマートフォン端末から取得される加速度センサーの値を特徴量とし,機械学習ア ルゴリズムの一つであるサポートベクトルマシンを利用して,車が走行状態か停止状態かを判定する方法を提案する.また,本論文ではその判定方法の精度を向上させるためにいくつか行った改良点を説明し,提案手法の精度の検証結果を報告する.

Paper : カーナビアプリのためのSVMを利用した車の停止判定方法 (外部サイト)