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CONFERENCE (DOMESTIC) 大規模ユーザの時空間滞在・経路パターンに基づく早期目的地予測

今井 遼(東工大)、坪内 孝太、小西 達也(東大)、下坂 正倫(東工大)

情報処理学会UBI研究会

May 18, 2018

事故や遅延の際の迂回路提示のような GIS サービスへの応用を考えると,出発から到 着までになるべく早期に目的地を正しく予測する必要がある.一方で,出発から早い段階での予測は利用 できる経路情報が少なく精度が低くなる.すなわち,早期性と精度はトレードオフの関係にある.本研究 では,我々が最近提案した移動手段によらない早期目的地予測手法を概説し,これまでの研究報告で行っ ていなかった,定性的な評価を行うことが目的とする.定性的実験により,経路・滞在情報それぞれに基 づく予測手法と比較し,早期に目的地が予測できることを確認し,その理由を考察した.